3月の撮影日記へ



2004.02.29 八王子市長池公園 曇り時々晴れ AM7:30-AM11:30

昨日マヒワを撮影したが、ピントがいまいちだったので、今日こそはということでまたまた長池公園へ。天気はくもりがち。まずは姿池でセグロセキレイをねらってみるが、わりと警戒心が強い。シロハラが久しぶりに近くに出てきたので撮影していると、これもまた久しぶりのジョウビタキのオスも現れたので、ジョウビタキを何枚も撮影する。長池に行ってみると、最近よくお会いする多摩市の鳥屋さんがお二人。昨日マヒワが出たという話をしていると、まさにそのとき空からマヒワが降ってくるように近くの木の梢付近に10羽ほど止まった。慌てて撮影しようとしたが、怪しげな人間が3人もかたまっていたためかマヒワは落ち着きなく近くの木を飛び回り飛び去ってしまった。マヒワは来週再度チャレンジだ。

マヒワはだめだったが、ルリビタキはようやく撮影することができた。ヤマガラも隠していたエゴの実を掘り出して木の上でつついているところを撮影。

今日、長池公園で観察できた野鳥
カルガモ、・キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、・セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、・ルリビタキ、・ジョウビタキ、・シロハラ、ツグミ、ウグイス、・エナガ、・ヤマガラ、シジュウカラ、・メジロ、ホオジロ、アオジ、マヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス。



2004.02.28 八王子市長池公園 晴れ AM7:30-PM12:30

このところ暖かい日が続いていたが、今日はちょっと気温が低め。鳥の姿も少なめなので、また、梅林のツグミを撮影してみる。早咲きの紅梅はそろそろしおれてきてかわりに白梅が咲いている。エナガはそろそろ巣作りを始めているようで、つがいで苔を集めている。エナガの撮影でもしようと待ち構えていると、シジュウカラが丁度撮影しやすい場所に止まってくれた。シジュウカラは頭から顔にかけての黒い部分に目があるので、うまい具合に光が当たらないと目の表情が出ないのだが、運良く目に光が当たったところが撮影できた。

istDに換えてからルリビタキを撮影するチャンスに恵まれていないので、ルリビタキを探しに長池-築池通りに行ってみると、ベニマシコがつがいで姿を見せてくれた。今年のベニマシコは人に馴れっこになっていて、すぐ近くを散歩の人が通っても落ち着いて餌を食べ続けている。おかげでこの日はベニマシコの撮り放題!!

ベニマシコを撮影していると、ルリビタキも姿を現してくれた。それではルリビタキの撮影をしようかなと思ったとき、ジュイー、ジュイーという声とともにマヒワが近くの枝に止まった。このところ毎回声は聞いているのだが撮影はおろか、ファインダーに入れることもできていなかったので、ルリビタキは後回しにしてマヒワの撮影を優先させることにした。後で撮影した画像をパソコンで確認するとピントがあまくいまいちの写りだったが、一応マヒワとわかる写真は撮影することができた。マヒワの撮影をしている間にルリビタキはどこかに行ってしまい、次回までお預けになってしまった。

今日、長池公園で観察できた野鳥
カルガモ、コジュケイ、キジバト、アオゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、・ツグミ、ウグイス、・エナガ、ヤマガラ、・シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、・マヒワ、・ベニマシコ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス、ガビチョウ。



2004.02.26 八王子市 小宮公園 晴れ AM9:00-PM12:00

メーリングリストで小宮公園にキレンジャクが出たという情報があったので、天気も良いので午前半休を取って小宮公園に行ってみることにする。弁天池の方からカワセミの小道を歩いていると、右手の地面で小鳥が餌をとっている。双眼鏡でのぞいてみると、ミヤマホオジロのメス。ミヤマホオジロのメスはしばらく前からいるらしい。これは幸先の良いスタートかと思いきや、キレンジャクはおろか、その後はほとんど鳥が姿を現してくれない。せっかく半休をとって来たのだから何か撮影しないと気がすまない。istDを使い始めてからはカシラダカは撮影していなかったので、草地に降りているカシラダカを何十枚も撮影してみる。帰り際にヤマガラが姿を現したのを撮影したが、結局撮影できたのはミヤマホオジロ、カシラダカヤマガラの3種のみ。

確認できた鳥:カルガモ、記事、キジバト、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、キセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カシラダカミヤマホオジロ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス。



2004.02.22 町田市 小山田緑地、八王子市長池公園 晴れ AM7:15-PM1:30

久しぶりに小山田緑地まで出かけてみる。アザザ池の前の駐車場に車を止めて三脚にレンズをセットして、駐車スペースの裏の広場に目をやると、カケスが地面に降りているカケスやオナガは結構用心深く普段はなかなか近くでお目にかかれる機会の少ない鳥だ。あまり明るくない場所だったのでシャッタースピードが1/20秒とか1/30秒くらいだが、そこはフィルム代が不要のデジカメなので押さなきゃソンソンとシャッターを押しまくる。やや暗めの背景の場所で補正をかけないで撮影するとやや白っぽくなってしまうこのカメラの特性に気付いていたのだが、マイナス補正をかける余裕はなかった。

幸先の良いスタートを切ったのだが、カケスがいなくなってからは、鳥の声や姿はあるのだが、ファインダーに収まってくれる鳥はおらずその後は約1時間何も撮影できなかった。アサザ池でカワセミの声がしたので見てみると木の枝にカワセミが止まっている。2枚ほど撮影すると、カワセミは木の枝からダイビングして見事に魚を捕らえて近くの木製デッキに止まってくれた。魚をくわえているところはピントを合わせられなくて残念。

そうこうしている内に鳥の姿も少なくなってきたので、10時頃に見切りを付けて長池公園に最近始めた木の芽の撮影に向かう。ところが、長池公園に着いた頃から風が吹き始めて撮影はちょっとてこずった。それでも何とか新たに10種類ほどの木の芽を撮影することができた。昨日姿を見せなかったルリビタキとベニマシコ(メス)も今日は姿を見ることができた。



2004.02.21 八王子市長池公園 晴れ AM7:30-AM11:30

朝、久しぶりにビンズイの姿を見ることができた。鳴きながら飛んできて4羽ほどコナラの木の梢に止まった。今日は何か変わったものが出ないかなと梅林をのぞいてみるが、ツグミが1羽だけ。ここのところずっと鳥の影はとても薄い。ホオジロの写真を何枚か撮影。長池-築池の通路に回ってみるが、このところずっと姿だけは確認できていたルリビタキも見られない。ベニマシコの声も聞こえない。そこで、久しぶりに展望台の方に回ってみることにする。途中アオゲラのメス。オオバヤシャブシの花が咲き始めている。オオシマザクラの冬芽でも撮影しようと三脚のレンズを乗せ換え終わったところで、マヒワの声が聞こえた。このところ1,2羽の声は時々聞こえていたが、撮影はできていない。双眼鏡で声のする方角を探してみると、オオバヤシャブシにメスが1羽止まっている。冬芽は後にしてマヒワだ、と思いあわててレンズを600mmに乗せ換えるが、マヒワの姿はすでに消えていた。

今日、長池公園で観察できた野鳥
カワウ、アオサギ、カルガモ、コジュケイ、キジバト、・アオゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、・ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、・メジロ、・ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、マヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス。



2004.02.14 八王子市長池公園 晴れ AM7:40-PM12:15

梅林でアオジを狙ってみる。梅の枝に止まったところを撮影したいのだが、なかなかこちらの注文どおりにはなってくれない。代わりといっては何だが、ツグミが梅の枝に止まってモデルをしてくれた。最近ルリビタキの姿は見かけるのだが、撮影しやすい場所に出てきてくれなくなっている。ルリビタキを撮影しようと長池の前に行ってみるとウグイスがチャッ、チャッ鳴いているので撮影してみる。笹薮に半分隠れているが何とか撮影。目当てのルリビタキは姿は確認できるものの、今日も撮影できる場所には出てきてくれなかった。ベニマシコは相変わらず観察デッキ付近に居るようだ。今日はアオジはあちらこちらで撮影はすることができた。

帰り際にテングチョウを今年初めて確認した。いつもなら3月に入ってから見かけるのだが、今年は半月から1ヶ月ほど早い出現だ。

今日、長池公園で観察できた野鳥
アオサギ、カルガモ、コジュケイ、キジバト、・アオゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、・モズ、ルリビタキ、・ジョウビタキ、シロハラ、・ツグミ、・ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、・アオジ、マヒワ、・ベニマシコ、・シメ、スズメ、ハシブトガラス。



2004.02.11 八王子市長池公園 晴れ AM7:30-PM12:40

朝、カメラをかついで築池のほとりの道を歩いていると、散歩をしている人が、キツネが死んでいると教えてくれた。??と思いながら指差す先を見ると、キツネではなくタヌキだった。外傷はなく、毛並みも良く死因は不明だが、目を開けたままなので、今にも動き出しそうな感じで、「もしかしてタヌキ寝入り」かと思ったが、間違いなく死んでいた。以前から長池公園でタヌキを見たという話しは聞いていたが、こんな形でお目にかかるとは予想していなかった。タヌキの写真を撮影できる機会はそうそうないので、25枚ほど撮影してしまった。

この日も鳥の姿は多くないので、木の芽の撮影に本腰を入れてみる。昔スミレの撮影用にと購入してほとんど使わなかったマクロスライダーを装着してまず南エントランス付近の日当たりの良い場所でガマズミ、コナラ、ムラサキシキブ、カマツカ、クヌギ、ヌルデなどを撮影。梅林でヤマコウバシとヤマハンノキを撮影していると、ここに居付いているジョウビタキのメスが現れたので、木の芽から鳥の撮影に切り換える。

昼近くになって、600mmのレンズをしまって木の芽用の装備に切り換えてマメザクラの冬芽を撮影していると下のほうからベニマシコの声が聞こえてきた。今日は朝から全く気配がなかったのだが、まだ長池公園に滞在していたようだ。声のするほうに行ってみると、観察デッキの近くでオスメス各2羽合計4羽がいた。今シーズン最高の数だ。600mmは片付けてしまったので、400mmを付けて撮影。

今日、長池公園で観察できた野鳥
キジバト、アオゲラ、・コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、・ジョウビタキ、シロハラ、・ツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、・ベニマシコ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス。



2004.02.08 八王子市長池公園 晴れ AM7:30-PM12:15

今日も手に入れたばかりのistDを持って長池公園へ出かける。駐車場から築池に降りてみると、カワウが一羽珍しく倒木に止まって休んでいる。前に撮影したことのあるカワウは頭に白い羽毛が生えている成鳥だったが、今日の固体はまだ若い固体だ。早朝の築池の緑色の水面に黒いカワウなので、ISO100の銀塩フィルムならばシャッタースピードが1/15とか1/8秒で撮影する気にならないのだが、istDは感度が200なので1/30かそれ以上で切れるので撮影してみる。足場がしっかりしている場所なので、1/45秒のシャッタースピードで撮影したものはなんとかぶれずに写っているものもあった。ずぼらな私は、今まで絞りやシャッタースピードの撮影データなど記録したことは全くないが、カメラが勝手に記録してくれるのはありがたい。同じような被写体を何回か撮影してまとめて現像に出したときなどは撮影日の記録も怪しい時があるのだが、何時何分まできちんと記録が残るのも大変うれしい限りである。

このところ鳥の姿はいつ来てもあまり多くないので、木の芽の写真でもと思い、梅林の中に残されているヤマハンノキの冬芽の撮影を試みる。手持ちで撮影できなくはないが、ちょっと風が吹くと枝が微妙に揺れるし、枝が揺れなくてもこちらの手のほうがゆれるのでなかなか思うように撮影はできない。そうこうしていると、エナガが目の前の咲き始めた梅の枝にやってきた。レンズを600mmに取り換えて撮影するが、最短撮影距離ギリギリの近さなので、なかなかピントが合わせられない。それでもなんとか1枚だけピントが合ったカットがあったが、ちょっとエナガが大きく写りすぎ。

エナガの次には梅林にモズのオスがやって来た。モズのメスは前回撮影できたが、オスはまだなのでなんとか梅の枝に止まったところをと思ったが、ちょっとこちらの殺気が伝わってしまったのか、思い通りの撮影はできなかった。

展望台に向かう道の脇に1本だけハンノキがあるが、既に花を咲かせていた。本当ならマクロレンズで撮影したいのだが、下のほうには枝が全然出ていないので、600mmで撮影しておく。これもフィルム代無しだからこそできる技。

今日、長池公園で観察できた野鳥
カワウキジバト、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、・モズ、ルリビタキ、ジョウビタキ、・シロハラ、ツグミ、ウグイス、・エナガ、シジュウカラ、メジロ、・ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、・シメ、・スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス、・ガビチョウ。



2004.02.01 八王子市長池公園 晴れ AM7:30-PM12:00

昨日、「長池公園生き物図鑑を作る会」のK氏から、ペンタックスのistDを長池ネイチャーセンターに預けてあるとのメールが入った。1週間ほど前にK氏と立ち話をしているときに、「そろそろデジタル一眼レフに乗り換えたいなー」というような話をしたのがそもそものきっかけだったのだが、思いがけずその話が現実のものとなった。
ネイチャーセンターの開館は9時なのだが、わくわくしながら7時半には長池公園に到着。istDで何を撮影しようかなーなどと考えながら下見をするが、築池に珍しくカワウが3羽入っているほかは、鳥の姿はあまり見かけない。シジュウカラとジョウビタキ、アオジくらいが目に入ってくる程度。そうこうしているうちに8時半になったので、そろそろ館長のT氏が来ているかなと思い、ネイチャーセンターに行ってみるが、9時頃になるとのこと。もうひとまわりしてから再度ネイチャーセンターへ。ようやくやってきたT氏からistDを受け取り、電池とコンパクトフラッシュメモリーカードを装填して早速出発。

喜び勇んで外に出てみるが、鳥の姿がまったくなく、シジュウカラすら姿を見せてくれない。長池にアオサギでもいないかなと覗いてみるがまったく何もいない。長池-築池通りをふらついていると、ようやくモズが1羽姿を現してくれた。いつもなら、すんなりとファインダーに鳥の姿を捉えられるのだが、900mm相当の視野になるので思うように鳥の姿を捉えられない。ファインダーの視野も今まで使っていたLXと比べると小さいのでその影響もある。しかし、これはあと何回か使い込んでいけば馴れてくるだろう。ファインダーの視野はやや狭いものの明るさは今までよりも明るくピント合わせはやりやすい。モズは後ろ向きだが、フィルム代は気にしなくても良いので、とにかくシャッターを押して撮影する。6,7枚撮影したところで、ようやく眼に光が当たる向きに向き直ってくれた。後でパソコンの画面で確認すると2枚ほどまともに写っているカットがあった。900mm相当の焦点距離だと、かなり離れていてもそこそこの大きさで撮影できるのがうれしい。今後威力を発揮してくれそうである。
その後、築池のほとりでメジロに出会う。メジロも落ち着きなく動き回るので、いつもぶれた写真や飛び立った後の枝のカットが沢山撮れてしまうのだが、フィルム代現像代不要の気安さでシャッターを押しまくる。
その後水車小屋の下にやってくると、ベニマシコの声が聞こえてくる。望遠レンズを構えた人が2人撮影をしている。どこにいるのかなーと見ていると、目の前にベニマシコのメスが飛んできて、シロザの枯れ草に止まり、種をついばみ始めた。やや逆光気味だがシャッターを押していると、オスのベニマシコも同じ枯れ草にやってきて餌を食べ始める。900mmではちょっと大きく写りすぎるくらいの至近距離だ。何枚もシャッターを押していると、スズメも同じ枯れ草に止まって餌を食べ始める。

そろそろ写し飽きてきた頃にベニマシコは飛び立っていった。その後作業小屋の向かいの斜面でホオジロを撮影してから、レンズを105mmに付け換えて、以前からやってみようと思っていた冬の木の芽を撮影してみる。築池のほとりに大振りで写しやすそうな木の芽があったので撮影してみる。後で名前を調べてみると、ゴンズイと判明。

ふだんなら、ここらへんで撮影を切り上げて家に戻るのだが、今日はもう少しと思い、再度長池に向かって歩いてみる。するとまたベニマシコの声が観察デッキ付近から聞こえてくる。どうやら先ほどのペアがこちらに移って来ていたようだ。先ほどよりも距離はかなり離れているが、また何枚も撮影する。今日1日で120カット以上シャッターを押していた。

今日、長池公園で観察できた野鳥
カワウ、・トビ、キジバト、アオゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、・モズ、ルリビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、・ウグイス、エナガ、シジュウカラ、・メジロ、・ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、・ベニマシコ、・シメ、・スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス。


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